北欧デザイン家具・その才能豊かなデザイナーとほっこりとした魅力

北欧デザイン家具と家具デザイナー

2018年11月07日 15時43分

スウェーデン出身の家具デザイナー
北欧諸国の中でも、飛び抜けてモダンな印象を持つ家具作りを得意としてきたスウェーデン。
そんなスウェーデンも、著名な家具デザイナーをもちろん輩出しています。
 
  • グンナール・アスプルンド
グンナール・アスプルンドは、1910年代から1940年ごろにかけて活躍した建築家であり、デザイナーです。
アスプルンドの代表作「ヨーテボリ, 1(GOTEBORG1)」は、1937年の作品。
当時としてはひじょうに先進的なデザインで、あまり北欧デザイン家具らしい感じはありませんが、アーチ型にかたどられた背もたれのシェイプが美しい、とても印象的な椅子です。
 
フィンランド出身の家具デザイナー
フィンランドもデンマーク同様、優れた家具デザイナーを輩出している国です。
 
  • アルヴァ・アールト
アルヴァ・アールトは、フィンランドを代表する建築家であり、デザイナー。
1920年代から1970年代まで、長きにわたり活躍しました。
アールトは建築家として多くの建物の設計を担当しましたが、ガラス製の器や家具などのデザインも手がけました。
 
アールトの家具で名作と言われているものが「スツールNo.60」。
読んで字の如く、なんの変哲もないスツールではありますが、そのシンプルさは、シンプルを通り越して「美」にまで昇華されています。
その曲線と直線には、ひとつとして無駄が感じられず、木の質感が温もりを演出する。北欧デザイン家具を代表する、アルヴァ・アールトの名作です。
 
  • エーロ・サーリネン
エーロ・サーリネンは、フィンランドで生まれ、後にアメリカに渡って活躍した建築家、家具デザイナーです。
アメリカ、いや世界の家具デザイナーであるチャールズ・イームズとは、コンペに共同作品を出展する友でもあり、もちろんすばらしいライバル関係でもありました。
 
サーリネンはセントルイスのゲートウェイアーチやJFK国際空港のターミナル5など、多くの建築物を設計していますが、家具ではイームズと共同製作した「オーガニックチェア」、チューリップの花のようなシェイプが独創的な「チューリップチェア」などをデザインしています。
ミッドセンチュリーは、サーリネン抜きには語れない。そんなビッグフィギュアのひとりです。
 
北欧デザイン家具の魅力とデザイナー
北欧デザインの特徴と、そんな特徴が反映された北欧デザイン家具、そしてそのデザイナーについてご紹介しました。
シンプルで自然の温もりが感じられる北欧デザインは、デザイナーズ家具の中にもその特徴が息づいています。
現在、リプロダクション家具として、北欧デザイナーズ家具は日本のみならず世界中で愛されています。